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【あす楽】GISHY GOO(ギシ グー)ホワイト 5ml【メール便OK】

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オリンピックも過ぎ、色々と落ち着いてきましたので、ここで1度、今現在私が理解できてきた内容について少しまとめてみたいと思います。

まあ、素人が理解していることです。間違いもあると思いますので、あくまで参考までに読んで頂ければと思います。

また、現在書きたいことやりたいことが色々溜まっている状況なので、コメント欄は閉じさせていただきます。

まだまだ漠然とした状況でのちょっとしたまとめのようなものだと思っていただけると幸いです。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


まず、スケオタにとって永遠の論争の種である回転不足について、です。

これを、間違っているのか、理解しているのに読み手をミスリードしようとしているのか、色々な人が間違った解釈の動画や画像を上げています。

ハンドブックにある回転不足についての記述はこんな感じです。

ジャンプが“回転不足判定(Under-rotated)”となるのは、“回転不足が 1/4 回転よりは大きいが 1/2 回転未満”の場合である。回転不足判定のジャンプはテクニカル・パネルから 各ジャッジへ示され、プロトコルでは要素名の後ろに“<” 記号が付される。



つまり、1/4回転(90度)以内の回転不足は「足りている」と認められるわけです。

ところが、45度くらいの不足でも「回転不足だ!」「見逃されている!」とやっている動画が結構あって、いつも私は選手が気の毒だなあと思っていたものでした。

しかし、この回転不足は一筋縄では行きません。

これは、選手、ジャッジ、テレビカメラで見える角度も変わるため、捉え方がかなり違ってくるからです。

これは、一番最初のフィギュアスケートTVで八木沼さんが書いた回転不足の図を私が記憶を頼りに描いてみたものです。

はい、フィギュアスケートTVは録画していたはずだったのですが、ダビングしたディスクを見てみたら録画は2回めからしか撮っていなかったようで、見た記憶はあるのにデータがなかったのです(笑)

なので、若干の違いはご容赦下さい。



上が選手の前方向で、斜線部分が「選手が降りようと意識している位置」です。

これを見た時私は、元選手でもルールを理解していないんだなと思い、当時のブログにそう書いていました。

ハンドブックで説明している回転不足と少し違ったからです。


でも、多分そうじゃないんですよね?
八木沼さんが書いた図は「選手は斜線のこのくらいの範囲で降りるようにしている」ってだけのことなんですよね。

選手の足元には分度器が置いてあるわけではないので、選手達はあくまで感覚で、このくらいで降りるようにしているということなんだと思います。



こちらは、私がフィギュアの勉強を始めた頃に良く読ませて頂いた「フィギュアスケート研究所」さんに載っていた図をお借りしてきました。


(現在このサイトは停止していますので、古くなっている部分もあり、リンクはしていません)

多分、ハンドブックに書いてあるのを図で示すとこうなるのですが、選手達は八木沼さんが書いた図のような範囲に降りられるよう練習をしているのでしょう。

ルールと選手の感覚は必ずしも一緒ではないということです。

というか、90度まで大丈夫なんて意識で跳んでいたらすぐに回転不足になるのですから、上の図くらいの範囲でないとダメなんでしょう。



そして、見るほうは見るほうで位置が違えば足りているようにも足りないようにも見えるのですから、回転不足というのは本当に厄介だと思います。

岡崎氏だったか、平昌団体SPのさっとんのコンボについて
「ジャッジの方を見ながら後ろに下がっていく動きになるのでエッジが見えにくい」
と言っていました。

だったらどの角度でも見れるようにカメラを増やしてよ、と思わないでもないのですが、まあ、ジャッジにも見えにくいものはあるのです。

そして、選手によってはそのジャッジの死角を狙って跳んでいる選手もいるのですから、選手とジャッジは騙し合いをしている部分もあると考えてもいいのかもしれません。




過去にあった「検証動画」の中には、跳び上がったエッジに線を引き、降りたエッジと比較して「回転不足!」と選手を糾弾している動画が結構ありました。

これはあまり意味がありません。

なんと言っても、現在のルールでは90度までは回転不足にならないので、中には「足りている」のに、「足りてない」と言われているのもあったからです。


さらに、エッジジャンプのように、遠心力で回るためエッジが離れた時点で身体が半回転しているのが普通というジャンプもあります。


エッジジャンプとトゥジャンプは、跳ぶ時の形もベクトルも全く違うので、これを同じように比較することは出来ません。

跳ぶ原理が全く違うのです。
(にもかかわらず、中京大学の湯浅教授がトゥジャンプとエッジジャンプを比較していました。あれは明らかに素人をミスリードするために書いた記事で、弁解の余地はありません。あの記事については糾弾されても仕方がないと思います)

トゥジャンプが上昇方向のジャンプだとしたら、エッジジャンプは横に跳ぶジャンプです。
身体をひねる力で跳ぶのです。

そんなエッジジャンプを、離氷から着氷のエッジ角度で比較するのは無意味ですよね?

こういったことも不勉強なのか意図的にやっているのかはわかりませんが、エッジジャンプに関しては間違って解釈して選手を叩いているものがかなりあるように見受けられます。


離氷の時に半回転しているのが多いのはトゥループですが、何故トゥループが多いのかというと、突いたトゥが上への推力を追加するだけではなく、そこを中心として回転を生み出すことが出来るからです。

コマの軸のように、突いたトゥをひねることで上に跳ぶだけではなく回転の力を追加することが出来るということです。

トゥループだけは、突いたトゥを軸にすることができるのでそれが可能なのです。



ルッツやフリップでは突いた足と反対方向に回るのでこれが出来ません。

トゥループをスローで見てみると分かりやすいのですが、後ろに左足を回した時、トゥの角度は既に開いている選手がたくさんいます。

足を開いてトゥを突けば、左足のトゥを突いた時にはもう体は回ってくるのです。

なので、その跳び方をする選手はトゥが離れる頃には身体がかなり回っているはずです。

それが、トゥループに多いプレロテです。

きちんとトゥを突いて跳び上がってから回る選手もいれば、突きながら回る選手もいるわけです。


ループやサルコウなどはスライスするような回転をしますからエッジが離れた時には半回転くらいはしているのが普通です。

その、身体をひねる力で回転するからです。


もちろん程度の問題はありますが、エッジジャンプを持ち出して「エッジが離れたときにプレロテしている!狡いジャンプ!」とやっている人は、まずジャンプの原理を理解していない可能性があります。






この図は、スケオタ有志の方々が作られているから拝借してきたものですが、私は長い間、この図の意味が理解出来ませんでした。



それが、色々と勉強しているうちに、突然理解できたのです。


「そっか、一度跳び上がったら、選手の体は直線で跳んでいく。だから、跳び上がった時のエッジの向きは関係ないんだ。跳び上がった時の体の向き、もしくは力を入れて跳ぶ動作に入った時の体の向きを見ればいいんだ」


跳ぶ動作に入り、体を沈めてからそれを伸ばし体が浮き上がる。

体を伸ばした時点で、もう跳んで行く方向の修正は効きません。

軸や足首の向きは修正出来ても、跳んで行く方向は変えられないんです。


つまり、その方向がジャンプの進行方向なので、そちらを「前」と捉えるのです。

回転不足はその進行方向に対して見るのです。



この見方が分かってからは、私の回転不足判定はほぼジャッジの判定と一致するようになりました。
※平昌団体のさっとんのは私にも足りて見えたので異論がありますが(笑)


選手の感じている回転不足と、ジャッジの判定に若干違いがあるのは仕方ありません。

ノブが回転が足りないと言ったジャンプをジャッジは取らなかったことがありましたが、私の判定はジャッジと同じでした。
これはやはり、選手とジャッジの回転不足に対しての感覚のズレも多少は影響しているのかな?と思います。

ノブもジャッジ資格を取ってみれば、今後教え子に
「ジャッジはどこを見ているか」
を指導できて有利になるかもしれませんよね。

なので、コーチはすべからくジャッジの勉強をした方がいいと思います。



しかし、回転不足を取られやすい選手と取られにくい選手がいるのは確かです。

女子は何故か、足りているのに回転不足を取られることが多々あります。

それに対し、私は以前「グリ降りがいけないのかな?」と書いたことがあるのですが、どうやらそれは、それ程的外れでもなかったみたいです。


私がそう思った根拠は、最近の選手の中で、特に回転不足を取られやすいのがさっとんとカレン・チェン選手で、この2人に共通していたのがトゥ降りだったからです。

その後、さっとんがエッジで降りる練習を始めたと言っていたのと、インタで最近気をつけて練習していることとして「バッと跳んでダン!と降りる」的なことを言っていたのを聞いて、やっぱりそうだったのかな?と思いました。


実を言うと、結弦くんも結構トゥ降りをしています。

ジャンプの勉強を始めた頃、着氷については
「ジャンプの着氷は全て右足アウトサイドエッジ」
と覚えました。

しかし、スローでジャンプを見ていくと、かなりの選手がトゥでフワリと降りていたのです。


でも、私にはトゥ降りは合理的な降り方に見えたんですよ。

アウトサイドエッジでダン!と降りると、足にかかる衝撃は氷からそのままエッジに伝わり、骨や関節に直接影響するように思ったからです。


先にトゥを突いてフワリと降りれば、その衝撃は若干吸収できます。

しかし、そのトゥ降りは、グリ降りをしやすいという欠点もあったようなのです。


かつて真央ちゃんもそれで叩かれていたのを目にしたことがありましたが、グリ降り(ぐりんこ)というのは、着氷と同時にグリンと向きを変えることを言います。

氷の上には「,(カンマ)」のような跡が残る感じです。

「グリ降り」は、「回転不足を誤魔化している」と言われていますが、実際には、高さのないジャンプだと自分が思っている位置より先にトゥがついてしまうだけなんじゃないのかな?と思うようになりました。

自分が思う進行方向より先にトゥがついてしまうから、トゥがグリンと回ってしまうイメージです。


ただ、これはつまり、思っていたより回転も足りなくなるということでもあります。
それを足で誤魔化しているように見えるわけです。

なので、グリ降り癖がある選手は着氷の際、テクニカルがより注意して見ているんじゃないのかな?と、私はそう思ったのです。


先日の五輪の際も、さっとんのジャンプは降りるたびに黄色が点灯して行きました。
どんなに綺麗に降りても、全て一度黄色がつくのです。

これは、ジャッジ達には「宮原のジャンプは必ずレビューをかけて後から確認すること」という意思の共有がなされている、ということなんじゃないかと思ったのですが、それは果たして考え過ぎでしょうか。


何にしても、濱田コーチは気付いたみたいですし、それの矯正もしているみたいなので、今後は改善されていくのかと思います。


とはいえ、なんでグリ降りになるのかというと、やはり高さが足りなくて回転が回り切らないうちにトゥがついてしまうのだと思うので、根本的な改善をするには高さを出すか回転速度を上げるか、はたまた足を少し曲げたままエッジで降りるしかありません。

でも回転速度を上げると、結局ジャッジの肉眼で判別しにくくなり、またレビューをかけられることになります。

高さを出すにはスピードを上げるか筋力をつけるしかありませんが、筋肉をつければ重くなり、スピードを上げれば怪我のリスクが高くなります。

足を曲げれば回転速度は遅くなり軸もぶれます。

改善は容易ではないのです。



そして、もちろんそれを判別するジャッジの作業も大変なのだと思います。

とはいえ、私が言いたいことは
「さっとんに厳しいジャッジをするなら全員レビューをかけてきっちりチェックしろや、ゴルァ!」
ということですね(笑)


この、ジャッジの偏りが、フィギュアのスコアに対する不満に繋がっているのですから、そこはジャッジの教育と意思統一の徹底の方が、あれやこれやとルールをいじるより先にやるべきことなんじゃないのかな?と私は思うのです。




話は少し戻りますが、本来離氷時に半回転しているトゥループは回転不足判定がつくはずですが、4回転でそれを取られることはまずありません。

何故なのかはわかりませんが、他の4回転もプレロテは取られません。
それどころか、4回転の前であればステップを無視しても減点されませんでした。

これにはロシアのラケールニク氏も苦言を呈していましたが、とにかく4回転については点数が大甘だったのです。

私はGOEで差別化してほしいと書いてきましたが、どうもそんな流れにもなりませんでした。


それどころか、4回転を跳べばどんどんPCSも上がります。

かつてレイノルズが何本4回転を入れても微動だにしなかったPCSが、最近はスケーティングが拙くても複数種類の4回転を入れればどんどん上がるのです。

ハンヤンは「自分は、スケーティングの優れた選手はPCSが、ジャンプの得意な選手はTESが上がるものだと思っていたが、最近は4回転を跳べばばPCSも上がる」というようなことを言っていましたが、本当に最近の傾向は謎が多いです。

これでは選手や関係者から疑問が出るのは当然です。

以前書いたことがありますが、これは、4回転については厳しくエラーを取るより、まず跳んでみなさいというISUの意思表示なのかな?と私は理解していました。


それは何故か。

それは、結弦くんに対抗できる選手を早急に育てるためです。

ソチが終わった段階で、結弦くんの1強時代が予測されていたのかもしれませんし、ネイサンが出現したことで、アメリカが本腰を入れてロビーをしたのかもしれません。

元々アメリカは、基本重視で4回転には否定的だったように思います。

プルとライサの4回転騒動もそうですが、アクロバティックなジャンプを武器にするロシアに対し、アメリカは基礎を重視した安定的な選手を育てていたように思います。

ぶっちゃけ保守的なんですよ。

そのせいか、アメリカのジャッジは結弦くんにも辛い点数をつけていました。

結弦くんをジャンパーだと思っていたのかもしれませんが、とにかくアメリカジャッジの点数が辛いのは有名でした。


それが、ここにきてアメリカは4回転に点数を爆盛りするようになってきています。

自国贔屓は大昔からありましたが、アメリカジャッジの偏向は中国ジャッジの比ではありません。

オリンピックの後、テレビで中国ジャッジの自国贔屓を取り上げていましたが、スコアを計算していくとアメリカジャッジの方が極端な点数をつけています。

取り上げるならきちんと全体を見回して平等に判断してもらいたいものです。



とにかくこの数年間は、4回転については「跳べば加点」という状況が続いていたように思います。

クリーンな技術を持つ選手が、甘く点をつけられた選手に僅差で負けたら、これはやはりジャッジが責めを負うべきでしょう。

そこは、上にも書いてきましたが、判定基準のレベルを徹底するのがルール変更より先だと思うのです。




でも、ISUって1枚岩じゃないんですよね?

4回転を推奨させているうちに「私達のフィギュアが壊されていく!」という芸術推進派によりジャンプを規制する動きが出たりしていますし、選手が振り回されるだけになっているような気がします。

来季、フリーを4分に短縮しジャンプを7本にすることが決まっています。

以前も書きましたが、これは決して楽になるわけではありません。
ジャンプひとつに30秒も使っている選手はいないので、ひとつあたりのエレメントにかけられる時間が短くなるからです。

助走の長い選手は、スピンステップにかけられる時間が減り、レベルの取りこぼしが出るかもしれません。

キツキツのプロになれていない選手はつなぎなんて入れられなくなり、ただエレメンツを並べるだけになってしまうかもしれません。

そうなると、クリケット組のように常にぎっしりつなぎを入れていた選手が有利になります。

そこは以前も書いたので繰り返しませんが、4分になるということは、選手が自分の個性を出しにくくなるということかもしれませんね。



フィギュアは本当にルールがどんどん変わるのでついて行くのが大変です。

でも、ジャンプの見分けが出来たら楽しいです。

先程書いた回転不足などもそうですが、選手の映像を使ってもっともらしく書いたファンのブログは大概視点が偏っていますから、あまり信じない方がいいです。

それより、ジュニアやユーロなどの選手のジャンプをコマ送りで見る方が勉強になります。

コマ送りで助走から着氷まで見るんです。

そうやって見ていくと、本当に選手はそれぞれ色々な、個性的な跳び方でジャンプを跳んでいるのがわかります。

身体つきが違えば、同じ形では回転しにくいのですから当たり前のことです。

私がフルブレードに気づいたのもこうやってコマ送りで見ていたからです。

フルブレードになる理由もコマ送りにすればなんとなくわかってきます。

なんか、サルコーの形についてすっとほけた事を書いていたアンチもいたみたいですが(笑)ジュニアの子などを見ていくと、本当に色々な形があるのがわかります。

ハの字でサルコーを跳ぶのはトップ選手ではあまりいません。

とにかく、下位選手のジャンプは分かりやすいですから、ジャンプの勉強をしたい方はぜひ下位選手のジャンプをコマ送りで見てみることをお勧めします。

勉強をしても分からないことだらけですが、私もまだまだ勉強中です。
大体のことは判ってきましたが、毎日映像を見ている時間なんてありませんし、フィギュアの勉強だけをしているわけでもありません。

ルールを覚えても、それでジャッジの真似事ができるかと言ったら全くできません。
少なくともノーマルスピードでは、まだジャンプを見分けるのが手いっぱいです。

なので、私程度の知識では、絶対に選手の技術的なことを批判したりはできません。

ただのファンが、浅い知識で選手を叩くのが1番恥ずかしいことだと私は思っています。

でも、ルールを知らないまま不満をまき散らすより、ルールの(その曖昧なところも含めて)理解していく方がよほど健全ですよね。

ぜひぜひ、少しずつでも見る眼を養っていきたいと思う次第です。



以上